英語を考える続き②
2024年12月01日
しかし英語は「何がわかっていないのか」がはっきりしません。
そもそも「〇〇がわからない」とはっきりということすらできません。
大体の場合「英語ができない」という表現になります。
それでは、とテスト形式で解かせてみる。
なるほど「文法」も「単語」もわかっていない。
じゃあ「単語」は暗記テストを何回もやって覚えさせる
「文法」は授業で説明する。
それでは、と再度類似のテストを行う。
前ほどではなかったが、それでもわかっているようには思えない。
さて、どうしたものか。
目線を変えて「出来る子」の様子を見てみよう。
様子、といったが実際の様子は割愛し何が違うのか、というと
「覚えているものの知識が違う」
単語一つとっても
「understand」という単語はどんな意味?と聞くと
英語苦手な人・・・理解
英語できる人・・・理解する
と答える。
「動詞」という認識があるのだ。
つまり国語の品詞、特に「名詞」「動詞」という言葉がある程度理解できている。
こんな細かいところに差が出てくる。
最近はこんな生徒もいる。
英会話などを長く続けており、英語の語順がなんとなく音としてイメージできている。
だから並び替えなども強い。
次のブログ・・・では英語が苦手な生徒は何をすればいいの?