叱るのか、認めるのか・・・
2022年08月08日
最近は何かしらのお知らせやご案内ばかりで、まともにブログを書いていなかったような気がします。
今日のテーマは「叱るのか・認めるのか」です。
毎度、私たちが直面する出来事はご家庭でも日々起こるような出来事で、答えなど何もないのです。
今回私が直面した出来事はこんなことでした。
なかなか勉強に前向きになることが出来ない受験生のA君のお話です。
宿題もやってこないし、学校の授業もたまに寝ている。そうすると勉強はもちろんわからなくなる、だからやる気が起こらない、という悪循環に陥ってしまっており、夏期講習も「そんなにたくさん勉強できない」と受講をしませんでした。
それでも本人と「夏期講習はやらなくてもいいけど、夏に少し勉強に触れる時間を増やしてみようか」と話をし、自習に来るスケジュールを立てました。
そのスケジュールに従って、彼は夏休みの13:00~自習にきました。普段自習などには全く来ない彼が来てくれただけでとても嬉しくなりました。
さて自習が始まって1時間もしないうちにA君は寝てしまいました。
私は考えました・・・
どう声をかけるべきか、と。
起こしたり、やる気について話をしても、なかなか伝わらないだろう。
結果として、そっと寝かしておきました。
そして起きてまた勉強を始めたときに、寝ていたことは知らなかったふりをして「頑張ってるね」と声をかけました。
その子の性格もあるので、何が正解かわからないでしょう。
でも次の日もきちんと彼は自習室にきました。とりあえずはそれで満足しています。