一人ひとりの勉強は違う!~ステージのお話し~①
2021年09月05日
「うちの子の成績ってどうすれば上がりますか?」
その質問にどう答えるか。塾人の腕の見せ所でしょう。経験の浅い先生は一般論や理想論を語る人が多くします。私もそうでした。
ただ単純に「成績がどうすれば上がるか」なら一般論でもいいかもしれません。しかし「うちの子」と来られると「しばら
く様子を見させてください」と言わざるを得ません。
それには、勉強・学習にはいろいろなステージがあるからです。
今日は「勉強の耐久力」についてみてみましょう。
お子様は「何分なら黙々と問題を解いていられるでしょうか」
当然、答えは様々でしょう。私は小学生のうちに、60分×3セット(休憩10分)を目標に授業を行います。
もちろん慣れてくれば、結構長い時間や、セット回数が多くなります。小学生から在籍している中学3年生は9:00~17:00まで出来るようになりました。
中学1年生はまだまだですね。 これって、いきなりできるようになるわけではありません。やはり練習が必要なんです。
長距離走だって、走り方や呼吸の仕方だけ勉強しても、実際に速く走るには「走る練習」をするしかありません。
まず学年などによってゴールを決めましょう。
小学校低学年くらいなら、30分×2セットを目指しましょう。
小学校中学年くらいなら、45分×2セット、高学年は60分×2セットです。
まず勉強する土台を作らないと、テスト勉強はなかなか出来ませんので。