私立高校無償化について

2026年01月31日

私立高校の無償化につきまして、いろいろな憶測などが飛び交っている2026年1月現在でございます。

現段階での決定につきまして、当塾の皆様にご案内していることを掲載させていただきます。

特にこの1月~2月は塾生の面談の時期。

その中で質問のあった事項も掲載しております。



【愛知県が私立高校の入学金を26年度から一律無償に】

 本日、新聞等で見られた方もいらっしゃると思いますが、26年度つまり現在の中学3年生から、私立高校の入学金を愛知県が無償とすると発表されました。

 ここに「26年度より私立高校無償化に合わせて」と記載されました。

 これにより、26年度からの授業料自体も無償化がほぼ決定していることがわかりましたので、調べてみました。

【25年度の補正予算に盛り込まれた】

 26年度からの私立無償化は「予算の決定」で最終結論との予定でした。しかし選挙が始まり国会開催が2月中旬以降になるので「授業料の無償化」は危ぶまれていました。

しかし、2025年度の予算に盛り込まれ1月16日に文部科学省が令和8年度予算案として提出しておりました。これで私立高校の授業料の無償化はほぼ決定と言っていいでしょう。(政権が変わるなどの大きな出来事があった場合は遅れるかもしれませんが、おそらく決定です)

 文部科学省の方でも説明ページが作れました↓はその資料となります。



*以下お気を付けください

【払わなくていい、ということではない】

まず愛知県の「入学金の実質無償化」についてです。

私立高校の入学金、授業料について「払わなくていい」というわけではないことをご承知おきください。

これは高校の対応によって変わってきますが、一般的に

① 入学金は一旦納めるけど、あとから返ってくるパターン

② 入学金自体納めなくていいパターン

のどちらかになります。

現中学3年生はもちろん、今後の私立高校進学者もほとんどが①のパターンになると思います。

入学金支援金の流れは以下のようになります。

1、入学決定者が入学金を支払う

2、4月に申請の用紙に記入する(全員が対象になるので学校側が記入し、保護者が記入しない可能性もあります)

3、申請に基づき、県が「学校に」入学金相当を支払う

4、学校が各ご家庭に入学金相当分を支払う。

このような流れになりますが、「4学校が各ご家庭に入学金相当分を支払う」のやり方が高校によって変わります。

  • 県からの補助金が入り次第、全額振り込むパターン
  • 毎月少しずつ返金していくパターン

に分かれるようです。

【私立高校と公立高校の費用の違い】

ここからは、今回の面談で特に質問の多かった、私立高校と公立高校のかかる費用の違いについてお伝えします。

〈入学時〉

制服代

 制服代については、最近は公立高校の多くがブレザーになり、私立高校と大差がないかもしれません。

 公立高校・・・平均6~8万円

 私立高校・・・平均6~12万円

 私立高校では合服、ベスト、カーディガンなど公立高校にはないものも統一されています。また入学式・卒業式くらいしか履かないんじゃないか?と思われる靴も一足1万円くらいします。

 また合わせてスクールバックなどが学校仕様のものを購入する高校では、高くなります。

 例えば、公立高校では男子のワイシャツなどは最初は学校指定で買っても、その後は市販の物で充分の場合が多いですが、私立高校は学校のマークが刺繍されていたりするので、代用が効かない場合があります。そうすると最初の入学時にとりあえず半袖・長袖を数枚ずつ購入する・・・。ということが増えていくと総額で20万近くになる場合もあります。(あとから買う手間を考えると仕方のないことかもしれません)

教材費

 教材費は私立高校の場合は高校によって結構差がつきます。

公立高校は年平均で4~6万円とされます。

私立高校も年平均では6~7万円となります。

ただしコース選択がない学校や、コース選択しても全員使うものは最初に一括購入する場合もあります。

 一括で3年分購入するとなると、15万円くらい教材費でかかる場合もあります。

PC・タブレット

愛知県は公立高校のタブレット貸与を中止するようで、市立高校もそれに合わせるようです。

これからは公立高校もタブレットは無償で貸してもらえるものではなくなります。

ただし、最低限のスペックがあればある程度自由にもなりますので、ご家庭にある場合はそれを使うこともできます。

新しくiPadを買えば15~20万円しますし、中古でも程度の良いものを選ぶとタブレットPCも2万円前後で購入できます。

これに対し、私立高校は基本的に学校指定のタブレットPCになります。

金額は約18万円~28万円が一般的なようです。

これを「入学時に一括購入」か「毎月のお支払で分割購入」かは高校によって違います。

ちなみに、私立高校で部活動に取り組む方はその費用もかかります。

これこそ高校によって違いますし、その部活への力の入れ方にもよります。

ユニフォームや練習道具などで学校指定の物も多いでしょうし、場合によっては保護者側もお揃いの応援Tシャツになったりしますので、2年生以下の皆さんで部活動で私立高校を目指される方はそういったところも、体験入学などで質問した方が良いでしょう。

〈毎月のお支払〉

入学金は20万円まで

授業料は46万円まで

となります。ほとんどの高校がこの金額ないですが、高校によってはこれを超えているところもありますので、各高校のHPを見ていただければと思います。

PTA会費・生徒会・学校充実費など経費

公立高校・・・数千~2万程度(年)

私立高校・・・10万円~15万円程度(年)

ここが大きく違う点だと思います。

月々に直すと私立高校は1~1万2千円くらいが毎月の費用としてかかってきます。

ただし、各私立高校では

これまでの授業料38万円(年)

私学助成による補助金46万円(年)

差額8万円をこれに充てることを考えている高校もあります。

そうすると、私立高校でも毎月の支払いが下がる可能性が出てきます。

修学旅行

最近は公立高校でも北海道や沖縄に修学旅行に行きますし、私立高校もコロナ以降は国内になる高校も増えています。(円安ですしね)

海外に行かない高校であれば、公立高校と大きく変わりません。

現在は公立高校・私立高校も積立式となっているので、毎月の支払額に積立金額が乗ってくることとなります。

(金額は行先によって変わります)

以上が、今回の面談でも良く話に上がったことでもありますので、皆様に共有させていただきます。

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