Atama+で思うこと②

2024年10月14日

Atama+の授業では

①問題が出題される(診断)

②間違える、またはわからないと答える

③その単元の解説が行われ、もう一度問題にチャレンジする

④再度間違えたり、「わからない」と回答する

⑤抜け・漏れをAIが判断し、前の単元や関連した単元に戻る

⑥戻った単元の問題が出題されるのでチャレンジする。

⑦正解すると、最初の単元に戻って問題にチャレンジ。間違えると解説が行われて繰り返し。


つまり個別指導で行っている授業の「わかっていないからその原因の単元に戻って解説する」ということをAIが進めてくれるのです。

何なら私たちが「説明して終わり」となっているものを「問題で出題し正解したら理解できている」としっかりと判断してくれます。

「わかった?」→「はい」

では終わらないのです。

「わかった?」→「はい」→「じゃあ問題解いてみて」

というのは授業でよくありますが、細かいところまで全部できるわけではありません。

「時間がない」「大丈夫だろう」「面倒だ」

いろんなことを人間なら考えて避ける可能性があるものをAIは考えません。「正解しなければ理解できたとは言えません」と攻め込んできます。


なるほど、ほとんどの人が成績が上がるだろな、と思いました。


ただし勉強が苦手な生徒ほど「時間がかかります」前の単元がわかってないからどんどん戻されます。

それでもしっかりと進んでいけば、必ず成果は出るでしょう。


それでも「私の授業の方が上だ」と自負します。

でも経験の浅い先生だと「負けるな」とも思います。


Atama+のデメリットは「教育」でしょう。

「何のために勉強するのか」

「目標を一緒に探してほしい」

「目標に向けて今何をすべきか」

「私に合った勉強方法を相談したい」

「大人と話すことを通じていろいろな経験ができる」

そんなことはさすがに無理があります。


「学習」をある程度任せることはできるでしょう。

そこが「教育」の場である以上、人間としての役割はまだまだあります。

より「教育者」であることが求められると思い、我々は襟を正す必要があります。

個別指導あおい学院は、通ってくれるすべての生徒のために。
Powered by Webnode
無料でホームページを作成しよう! このサイトはWebnodeで作成されました。 あなたも無料で自分で作成してみませんか? さあ、はじめよう