2025年 共通テスト講評 英語 (リーディング)・atama+をどう活かす?
2025年 共通テスト講評 英語(リーディング)・atama+をどう活かす?
目次
2025年共通テスト英語(リーディング)は「やや易化」
2025年共通テスト英語(リーディング)、気になる問題は?
英語の共通テスト対策にatama+をどう活かす?
まとめ 今から始める英語対策のポイント
2025年共通テスト英語は「やや易化」
2025年
2024年
57.9
51.5
問題の難易度は昨年とほぼ変わりませんでしたが、分量が大幅に減ったため、全体としてはやや易化しました。 大問数が6→8と昨年より増えた一方、設問(39→33)・マーク数(49→44)はともに減少しています。
また、英文の語数はおおよそ5,700語で、昨年より約500語(大問約1つ分)減少しました。
では、問題内容はどうだったのでしょうか。
2025年共通テスト英語(リーディング)、気になる問題は?
今年も全大問が読解形式で出題され、新傾向として第8問のような文章を推敲させる出題がみられました。
例年同様に、さまざまな種類の文章を題材に概要の把握、情報の整理・比較などが求められるため、高い情報処理能力が問われる内容でしたね。
大問
出題分野
特徴
第1問
パンフレットの読み取り
語数:160語程度
魚と水槽に関するパンフレットから必要な情報を探し出すスキルが主 に求められた。
第2問
ブログの読み取り
語数:250語程度
空飛ぶ乗り物のフォーラムのレポートに関する内容。記事中で言及されている事実と意見について正しい選択肢を選ぶ問題であった。
第3問
物語文の読み取り
語数:310語程度
バンド演奏における失敗と教訓に関する内容。問1は筆者を選ぶという新しい形式の問題だった。出来事の起こった順序を整理する問題は 昨年も出題された。
第4問
エッセイとコメントの読み取り
語数:340語程度
スローライフに関して書いた文章を、その文章へのコメントを踏まえて推敲するという内容。文章の論理の構成や展開に配慮して文章を修正することができるかが問われた。試作問題第B問と同じ形式であった。
第5問
Eメールのやりとり
語数:530語程度
会議開催に向けたボランティア学生と教授のメールのやり取り。それぞれの問いで、参照すべきメールを判断し、内容を正確に理解する必要がある。
第6問
物語文の読み取り
語数:650語程度
スーパーヒーローに関する物語文と内容へのFBが書かれている。物語
は時系列順に書かれておらず、それを正確に読み取れるかが問われた。
また、明示的に書かれていない内容を本文の内容やFBから読み取る必
要があった。
第7問
記事の読み取り
語数:670語程度
動物の睡眠に関して、アカデミックな内容の記事の読み取りとなって いた。設問はパラグラフに沿った構成となっており、パラグラフリー ディングのスキルが問われる内容であった。
第8問
複数の意見と資料の読み取り
語数:450語程度
【新傾向】宇宙探査というテーマについて複数の意見を読み、自らの立場を決めてエッセイのアウトラインを作成する問題。
複数の意見とその根拠を理解し整理できるか、またそれに基づいて自分の意見の理由や根拠を明確に示すことができるかが問われた。試作問題第A問と同じ形式であった。
共通テスト英語(リーディング)は、上記の通り長文読解問題が中心となります。
atama+では英語をどうやって勉強していけばいいのでしょうか。
英語の共通テスト対策にatama+をどう活かす?
atama+とは、AIが生徒一人ひとりの理解度やミスの傾向を分析し、必要な学習を効率よく進めてくれる個別最適化型の学習システムです。
英語では「文法」「語彙」「読解」などの項目が細かく分かれていて、AIが自動で必要な単元を出してくれます。
特に共通テストのような「総合力」が問われる試験には、atama+のような弱点補強ができるツールがとても有効です。
ステップ①:まずは「文法・語彙」で土台を固め
文法や語彙の知識を直接問う問題は出題されませんが、文法や語彙の知識の重要度が下がったわけではありません。
題材の英文を理解するための土台となる英文法や語彙力は、atama+の「英文法・語法」、「高校標準レベル」の英単語学習で身につけましょう。atama+のAIが提示してくれる「今必要な単元」に素直に取り組むのが、最短ルートです。
ステップ②:「読解演習」でスピードと読解力をアップ
atama+では段階的に読解問題に取り組めます。最初は短めの文から始まり、だんだん共通テストに近い長さ・構成に慣れていきます。
ステップ③:ミス分析を活かす!「できなかった」問題を宝に
atama+では、苦手な単元やよく間違える問題がデータで「見える化」されます。自分専用の「やるべきことリスト」ができる感覚です。
ステップ④:最終段階では実戦形式の演習を併用
基礎を固めたら、過去問や塾の模擬試験、予想問題で時間配分の練習をしていきましょう。atama+で鍛えた土台があるからこそ、実戦演習が効果を発揮します。
また、模擬試験は、回数を重ねれば重ねるほど、試験問題を解くテクニックが上がっていきます。ただし、模擬試験を受けたら、必ず復習することを忘れないように。
間違えた問題を解き直すのはもちろん、正解した問題でも、どういう論理で解答を導いたのか、どの知識を使って解けたのか、きちんと整理しておくと着実に身についていきます。
まとめ 今から始める英語対策のポイント
2026年度の共通テスト英語に向けて、今からできることはずばり「基礎の見直し+AIの力を活用した効率的学習」です!
atama+は、自分の弱点に合わせて最適な順序で学べるので、時間がない高校生にもぴったりのツール。
令和学院では、志望校・目標にあわせて「一人ひとり専用のカリキュラム」を作成してサポートします。共通テスト本番で慌てないために、「自分専用の学習」を進めていきましょう!