2025年 共通テスト講評 数学ⅠA・atama+をどう活かす?
2025年 共通テスト講評 数学ⅠA・atama+をどう活かす?
目次
2025年共通テスト数学は「昨年並み」
2025年共通テスト数学、気になる問題は?
数学の共通テスト対策にatama+をどう活かす?
まとめ 数学対策は「基礎+継続+分析」がカギ
2025年共通テスト数学は「昨年並み」
100点満点
2025年
2024年
平均点
53.7
51.4
新課程への変更に伴い選択問題がなくなり全問必答となりました。よって昨年から大問1問減り大問4題構成となっています。
数学スキルとしては比較的基礎的な内容を使う問題が多かったですね。昨年の平均点を比べても難易度は「昨年並み」と言えましょう。
2025年共通テスト数学、気になる問題は?
大問
出題分野
特徴
第1問
[1]数と式、集合と命題
[2]図形と計量
[1]誘導が丁寧で計算量は多くなく、解きやすい。最後の小問で必要条件・十分条件が問われた。
[2]使用する数学スキルは基礎的だが、誘導にのること、(1)の解法を(2)に利用することが必要な問題。
第2問
[1]2次関数
[2]データの分析
[1]噴水の形状を2次関数のグラフとして考える。比較的取り組みやすい問題。
[2]箱ひげ図の出題がなく、散布図の読み取りや分散・共分散に関する出題だった。
新課程で追加された外れ値・仮説検定が問われた。
第3問
図形の性質
図形の性質で出題頻度が低めである空間図形が出題された。誘導に沿って思考する必要がある。最後の小問は空間図形の把握が必要な問題であった。
第4問
場合の数と確率
期待値を使ってくじ引きの料金設定の妥当性を考える問題。問題文中に確率が与えられていて、その意味を正しく把握できれば比較的考えやすい。
新課程内容については、データの分析の外れ値・仮説検定に関する問題、場合の数と確率の期待値が出題されました。全体的に、前半の誘導・解法を後半で使用する問題が多く見られました。
数学の共通テスト対策にatama+をどう活かす?
atama+コンテンツによるカバー度合い (注:一定の思考力・読解力を想定。解答スピードは考慮しない)は、 +単元で73点、++単元で89点と、数学的な基礎スキルを身に着ける単元はatama+で十分カバーしていました。
基礎スキルを応用した難度の高い分野融合的な思考力(読解力・思考力・計算力)や
問題の設定を読み解く力を養成し、問題文を読み解き誘導にのって問題を解けるようになるためには、atama+の「総合演習」および模試や過去問で実践演習を行う必要があります。
共通テストの数学では、単なる公式の暗記やパターン演習だけでは通用しにくくなっています。必要なのは「思考力」「読解力」「応用力」です。
共通テスト特有の「日常設定問題」や「長めの誘導型問題」に対応するには、基礎の徹底と応用練習のバランスが大切です。
atama+はAIが学習履歴・理解度をもとに、その人だけの学習ルートを自動作成する教材です。数学では、多くの単元を細かく分けて、苦手に応じて出題してくれます。
「自分では気づかない弱点」に先回りしてくれるのが、atama+の大きな強みです。
2026年共通テストに向けて、模試や過去問での実践演習の前に atama+でぜひ進めてほしいステップを紹介します。
ステップ①:「基本問題」でミスをつぶす
共通テストの問題は複雑に見えても、実は基礎がしっかりしていれば対応できます。
まずはatama+で基本問題をミスなく解ける状態にすることが最優先です。
ステップ②:「応用・融合問題」で読解&思考力を鍛える
基礎が固まったら、実生活を題材にした応用問題や複数単元の融合問題に取り組みます。
atama+では適切なタイミングでこうした問題を出してくれるので、自分の成長に合わせた挑戦が可能です。
ステップ③:「時間内に解く」練習も意識する
共通テストの数学は時間との勝負でもあります。
atama+で問題演習を重ねる中で、1問にかける時間を意識する習慣をつけておきましょう。
ステップ④:「自分のつまずき」を分析して次につなげる
atama+では「どの問題を何回間違えたか」「どの単元に弱いか」が見える化されています。そこを重点的に復習し、「できないまま放置」を防ぎましょう。
5. まとめ:数学対策は「基礎+継続+分析」がカギ
2026年度の共通テストに向けて、数学は早い段階で基礎を固め、苦手単元を絞って演習を進めることが重要です。
atama+は、その「今、何をやるべきか」が一目でわかり、効率よく勉強を進めるための心強いツールです。
焦らず・あきらめず・少しずつ、atama+と一緒に確かな力をつけていきましょう!
我々Miraiプランナーもしっかりサポートしていきます!