高校入試 総括
日頃よりお世話になります。あおい学院の鬼頭です。
3月に行われました「公立高校受験」につきまして、総括をさせて頂きます。
今後の受験の参考になれば幸いです。
【試験問題自体は易化・上位校では点数で差がつかなかった!】
試験問題の全体としてはそれほど変化はなく、平均点は例年と変わらなくなると思います。
ただし「難問」と言われるような問題が今回はありませんでした。特に「社会」「理科」「数学」では解くのに時間がかかったり、
かなり悩む問題も毎年見られますが、今回の受験ではそういった問題はありませんでした。
その分、基本的な問題のレベルはほんの少し上がっていました。結果として平均点は変わらなくなると思います。
近隣ですと、江南高校受験者から上の高校は80点以上が当たり前の点数になっており、ほんの少しの失点が合否を分けていたようです。
【1年間かけて受験勉強が必要に!】
「基本的な問題の難易度が上がり、上位層は点数を取ることが出来た」ということは、「上位層」つまり「普段からコツコツ勉強してきた生徒にとっては、点数の取りやすい受験だった」ということになります。
普段の学習の中で基本を積み重ね、応用問題に対応できるだけの力を身につけておくことが、受験にはとても大切です。
【勉強の仕方を根本的に変える必要も!】
これまで「テスト前だけ勉強する」というスタイルで勉強している人。もしかしたらそれで点数を取れている人もいるかもしれません。ただし、今後はそうはいきません。普段から時間を取って勉強することが大切です。
例えば小学校の算数の計算であれば、何も考えずに解くことが出来ると思います。
なぜでしょうか?
それはこれまでに実践した回数が圧倒的に多いからです。分数や小数の計算は中学でも使いますからね。
数学だけではなく、すべての教科で基本的な問題は「何も考えなくても解ける」状態を目指していく必要があります。そのためには実践する回数が必要なのです。
中学3年生は受験まで1年を切りました。
なかなか実感が湧かない人は、まずは目の前のテストまで、今から頑張ってみましょう!