大学受験が本格化② 「受験校を決めよう!」
2024年06月03日
前回に引き続き、大学受験が本格化していく話です。
大学受験の勉強が始まる前に、受験校を決めるという難関が待っているわけですが、そんなお話です。
前回は、特に行きたい大学やその先の職業もない、という場合に何とかして志望校を決めていく、というお話でした。
大学の志望校を決める際に
①志望校が全く決まっていない
②ある程度考えがあるけど、学校や親と違いが生まれている
という話の①をクリアした、ということです。
ある程度決まったのに次に②の壁が立ちはだかるのです。
そう、高校の国公立推しです。
ある程度以上の高校では、基本的に国公立大学を目指していて、指定校推薦をあまり利用させない高校も多くあります。
〇希望の国公立大学があり、そこに行ける可能性がある。
〇明らかにその国公立大学に行った方が、就職等で生徒のためになる。
という状況があれば、国公立大学を進める理由になりますし、生徒のためにもなります。
●国公立大学(有名私立大学も同様)、高校の数字のために受験をさせる。
これはどうかと思います。
受験教科などに支障がなければ「チャンスが広がる」とか「試験慣れ」という理由も出てくるのですが、それすらなければなぜ推してくるのでしょうか。
しかし高校の先生は一定の説得力があります。
説得されて志望校を変更または望んでいないところを追加していくことは日常茶飯事です。
本人が、しっかりと見定めて決めたならばいいのですが、悩みが追加されるだけの場合も多く、とても悩んでいる生徒もいます。
うちの塾でもまだはっきりしていない子が一人だけいます。
ここまで2月ごろから3か月。3月末くらいからはほぼ毎週話し合いながら、ある程度絞られてきたので今は受験勉強モードに突入しました。
今度は実際の学習についても言及していきたいと思います。