すべてを任せられる塾へ
2025年01月27日
個別指導の塾をはじめて15年。業界としては20年近くたちました。
この20年で教育は大きく変わり、求められるものも大きく変わりました。
近年ではAIがとんでもないスピードで進化し「勉強を教える」という点においては、先生の一端を担えるようになりました。そしてそのうち大半をAIがになっていくでしょう。
私たちはもっと違う形を目指していかなければなりません。
「学習」はAIで補える部分も多いでしょう。
しかし「教育」は「人」がやらなければなりません。
塾における教育とは何でしょう。人格形成や社会教育ではないでしょう。
「学ぶ」ということすべてをサポートすることだと考えます。
塾では本来こんなことが行われているのではないでしょうか
① 教科の学習(つまり授業)
② 進路の相談(多くの塾では提案より質疑応答)
そして多くの塾では、授業に来ている時間のサポートであります。
それでは、学校の宿題・課題は?
授業出行っていない教科の学習は?
検定とかは?
部活が忙しくてやる気はあるけど時間が取れない
どこから復習すべきなの?
いまからやるなら何をどれだけやればいいの?
子どもたちは、そのレベルも、目標も、勉強できる時間も、集中力も、性格も、目標も何もかも違います。
この何もかも違う子供たちに、一人ずつ学習の方針を提案し、進めていくことができれば「本当の個別」ではないでしょうか。
あと100日間だから、200ページの教材を「1日2ページずつね」というような先生ではなく。
「君の目標を話し合い」
「現状から必要なことを共有し」
「生活時間や理解度を考え」
「必要な学習を設計し」
「進捗を確認しつつ、改善していく」
それをすべてサポートしていくことが、これからの塾に求められていくことではないだろうか。